3月3日(木)
伏見を歩く 

 

前のページで三栖閘門に登りました。
(高所恐怖症を克服しながら!)

その濠川を流れに逆らって、川沿いを歩きましょう。
この川岸の道がとんでもなく良かったので紹介します。
対岸の楠のりっぱなこと。
川面に映るとさらに大きく感じられました。
ゆったりとした流れは、平和そのものです。

振り返ると遠くに塔が見えますね。
あれが三栖閘門です。
町中だと思っていたものの、
あまりに広大な眺めなのが意外でした。

・・・と思っていると
川上から十石船が・・・・

う〜ん、すてき!
こんな近場で、観光のための遊覧船があるとは知りませんでした。
私って、自分の近くの町のこと、
なーんにも知らなかったのよね。

さて、あの坂本龍馬が襲われたという寺田屋近くになってくると、
川幅もぐっと狭くなってきました。

柳の向こうに伏見の酒蔵や、古い土蔵の屋根が見えます。

河面と歩いている道にはほとんど高低差が無く、
まるで流れに添って自分も流されていくような気分になります。

とにかくこの道がすごく情緒があります。
ぜひぜひ、伏見に行くなら、
このシチュエーションを楽しんでください。
・・・と言うか、ここを歩かなきゃ損です!
ここも十石船が通ります。
めっちゃロマンティックなこと請け合い!
龍馬とおりょうさんのデートコースだったにちがいない!

「弁財天長建寺」とありました。
派手な垂幕と月桂冠寄贈の一斗樽。
商売繁盛を願う酒屋さんがお参りに来るのかしら?

あくまで今回はツアーですので、
中に入らず通過。

川沿いの遊歩道を上がって、表通りに廻ってみましょう。
(十石舟の終点が目印です。)

月桂冠旧本社
竣工年 大正8年(1919)

普通の日本家屋と違って、天井が高い。
(階高が高いと言うそうです。)
入り口に立っているカフェの女給さんの身長と比べても分かりますね。
また、宇治川の氾濫に備え、
入り口を地面から1mほど、かさ上げしています。

月桂冠本社の事務所だったところが、
今は、大正レトロの雰囲気抜群の居酒屋さんになっています。
店員さんは、先ほど写っていた着物に白の割烹着姿でさらに盛り上げてくれます。
ここで飲んだり食べたりしていないので、
値段やおいしさのレポートはできませんが、
せっかくの伏見です。
味わいのあるところでお酒を飲みたいですよね。
おもしろい利用がされていると思いました。


街並みがそのまま保存されて、佇まいもナチュラル。
この自然さに惹かれて、観光客も多いのも事実です。
懐かしい街並みが続きますが、よく見ると木の塀が新しい。
建て替えにも注意を払っているようです。
観光ブックではお馴染みの風景。
でも、歩いてみると新鮮でした。
こういう街並みが探してもなかなか無いことに
改めて気づくのです。

京阪中書島駅からスタートしたツアーでしたが、
最終的には近鉄桃山御陵前に到着。
そこから東に徒歩2分のところに建っているのが
和風、日本家屋の教会です。

桃山教会。
竣工年:昭和11年(1936)

屋根の十字架に気がつかないと、
教会には思えません。

 

入り口にも十字架がありますし、
よく見ると十字の紋彰が型押しされた屋根瓦でした。

2階の聖堂の窓は、金色の色ガラスがはめ込まれていて、
聖堂全体を神々しい光で包んでいます。
シザーズトラスという屋根の構造は、大阪川口教会と同じですし、
(赤煉瓦のところに川口教会載せています)
このような和風建築の教会は、奈良もちいどの通りにある奈良教会と同じです。

以上、三栖閘門からスタートした伏見ツアーでした!
もし、行かれるときは、
「赤れんが」のページと併せて参考にしてください。

川沿いの柳の遊歩道、おすすめですよ!

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